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【完全な初心者向け】糸魚川翡翠とは?知っておきたい基礎

きらきら
きらきら
  • 糸魚川翡翠の名前は聞いたことがあるけど…
  • 糸魚川翡翠についてあまり知らないな…
  • 糸魚川翡翠の選び方も知りたい…
  • 糸魚川翡翠の勾玉についても教えて欲しいな…
  • 歴史もあるんでしょ?

と、思っていませんか?

歴史があり、魅力いっぱいの糸魚川翡翠。知れば知るほどよりこの宝石に惹かれると思います。

本記事の内容
  • 糸魚川翡翠とは
  • 糸魚川翡翠の選び方
  • 糸魚川翡翠の偽物は流通している【注意喚起】
  • 糸魚川翡翠の勾玉とは
  • 糸魚川翡翠の歴史
  • 糸魚川翡翠の鉱物学

糸魚川翡翠について、詳しく解説していきますね。

風水ストーンきらきら(会員数4748人・販売実績15,456件)を運営しています。

糸魚川翡翠とは一言で説明すると

  • 日本の美しい宝石
  • 5億年の歳月を経て生成された翡翠
  • 世界最古の翡翠文化(縄文時代:約7000年前)

となっております。

当店では、すべて糸魚川産地証明書が付いた、正真正銘の糸魚川翡翠を取り扱っております。

糸魚川産、翡翠ブレスレット産地証明書付きで販売

「糸魚川産地証明書が付いてる、糸魚川翡翠しか取り扱わない」

理由も含めて、すべて説明していきたいと思います。

糸魚川翡翠とは

糸魚川翡翠とは、新潟県、糸魚川周辺でとれる本翡翠(硬玉)のことです。

7000年前、世界で最初に使われたのが糸魚川の翡翠です。

糸魚川翡翠の年齢は5億年。

糸魚川の翡翠より古い翡翠は地球上に存在しません。

縄文時代、古墳時代の遺跡や古墳から糸魚川翡翠が出土されるのは有名な話です。

その糸魚川翡翠が2016年に、日本の国石に選ばれ、近年注目されています。

この国産の糸魚川翡翠、驚くことに、つい最近まで日本で翡翠は産出しないと考えられていました。

明治44年東京帝室博物館の博士は「国内には翡翠が産出しない、古来中国から輸入したものであろう」と発言した記録も残されています。

昭和10年(1935年)国内でついに本翡翠が発見されます。

発見された場所は、新潟県西頸城(にしくびき)小滝村(現在の糸魚川市)にある姫川の支流 小滝川。

「翡翠原石、数十個」「大きさが直径1メートル以上」だったそうです。

国の重要文化財(天然記念物)に、昭和30年3月に指定されます。

  • 小滝川ヒスイ峡(小滝川硬玉産地)
  • 青海川ヒスイ峡(青海川硬玉産地)

小滝川、青海川の翡翠産地は、発掘、採取が禁じられています。

海外の翡翠専門化も、糸魚川翡翠は「石質も素晴らしく、色も美しい」と評しており、世界的にも評価されています。

現在市場に流通している糸魚川翡翠の勾玉やブレスレットは、重要文化財(天然記念物)に指定される前に入手した原石を大切に加工して販売しております。

糸魚川翡翠の選び方

糸魚川翡翠の選び方は「色の種類、品質、証明書付き」3つで選ぶです。

糸魚川翡翠は、緑が濃く、色が均一なものは最高高品質で取り引きされます。

その他にラベンダー色の糸魚川翡翠は稀少性が高く高額で販売されます。

糸魚川翡翠の選び方で、一番気をつけて頂きたいのが、偽者の存在です。

糸魚川翡翠とビルマ翡翠の目利きができない方は、原産地証明書付きを購入することをおすすめします。

  • 色の種類で選ぶ
  • 品質で選ぶ
  • 原産地証明書付きを選ぶ

色の種類で選ぶ

糸魚川翡翠の色の種類は、定番の緑色から淡緑色、白、青、ラベンダー、黒色系と多彩な色があります。

「翡翠といえば緑色」と思う方が多いと思いますが…。

実をいうと、純粋なヒスイ輝石の色は白色です。

なので、ピュアな糸魚川翡翠の白色が人気だったりします。

翡翠に含まれる元素の種類で、色が変わるのです。

糸魚川翡翠は、色の均一間がないものが多く、天然石の色合いを楽しむことができます。

色の種類

  • 緑色
  • ラベンダー
  • 黒系

ちなみに、糸魚川翡翠にない色は橙色系です。

緑色

緑色の糸魚川翡翠はクロムと鉄(Fe)の影響で色が付いています。

具体的にいうと、鮮やかなグリーンの糸魚川翡翠はクロムが入っています。

鮮やかでなく、優しい色合いのグリーンは、鉄の影響が強く入っている。

それらが要因で、発色され緑の翡翠の色がでます。

白色

白色の糸魚川翡翠は、純粋で混じりけがない基本の色。

翡翠を構成する不純物が少なく、一番ピュアな糸魚川翡翠を味わう事ができます。

青色

青色の糸魚川翡翠はとても珍しいです。

サファイアと同じ発色機構で色が付いているのが、青い翡翠です。

青い糸魚川翡翠は、鉄とチタンが入っている。

サファイアも酸化アルミニウムとチタンが少し入って色合いが出ています。

ラベンダー色

ラベンダー色の糸魚川翡翠はとても珍しく一番人気があります。

稀少で人気なので高額で取引されています。

色の原因は、チタンの影響でラベンダー色に見えます。

黒色

黒色の糸魚川翡翠は、中に炭素、炭が入っています。

詳しくいうと、石墨、グラファイトという鉱物が翡翠の中に散在して色づいています。

落ち着いた大人の魅力、高級感があります。

品質で選ぶ

透明感があり、傷がなく、色が均等で色むらがないモノが高品質と考えます。

  • 透明感
  • 傷の度合い
  • 色の均一性

糸魚川翡翠は、天然記念物のため、現在採掘されていません。

ですので、今流通している本物の糸魚川翡翠に、3項目すべてを満たすのは難しいのが現状です。

色の均一性よりも、様々な色彩が入った糸魚川翡翠を選ぶ事で、糸魚川翡翠の魅力を楽しむことができると思います。

原産地証明書付きで選ぶ

原産地証明書付きの糸魚川翡翠を取り扱っているのは2社です。

日本糸魚川翡翠協会

(株式会社ライブエンタープライズ)

小滝川、姫川流域で採掘された、糸魚川翡翠原石を小滝物産店が提供し、原産地証明書を発行。

糸魚川翡翠.com

(株式会社 ウイロー)

新潟県糸魚川市から直接買い付け、製品化にして原産地証明書を発行。

日本糸魚川翡翠協会」と「糸魚川翡翠.com」2社は、日本の大手天然石問屋が運営しています。

糸魚川翡翠の偽物は流通している【注意喚起】

糸魚川翡翠のニセモノは確実に流通しています。

大きい声では言えませんが…。大手通販サイトにも、偽者と思われる、怪しい糸魚川翡翠は多く販売されています。

なぜ言い切れるかというと、過去にこんな出来事がありました。

国際宝飾展示会で、初めて入った石の問屋で翡翠を見ていると、店員から声をかけられました。

翡翠を探している事を伝えると「この翡翠、糸魚川翡翠で販売すると高額で売れるよ」と提案してきたのです。

これ糸魚川翡翠なの?ときくと、「違うよ」と産地偽装を悪ぶる様子もなく…。

現在もその問屋が存在するかはわかりませんが、悪いことを考えている人はいます。

このことがあり、当店の糸魚川翡翠はすべて、産地証明書が付いているモノしか取り扱っておりません。

糸魚川翡翠の勾玉とは

糸魚川では縄文時代から古墳時代まで、糸魚川の翡翠を使い、勾玉造りを行ってきました。

耳飾り作り、ペンダント作り、縄文の終わりの頃になると、小さい玉を作るようになっていったのです。

縄文後期になると、緑色の石にこだわりを持っていたようです。

縄文、弥生、古墳時代は糸魚川で翡翠の勾玉を作っているが、5世紀を堺に糸魚川で翡翠の玉作りをやめてしまいます。

大珠や勾玉といった翡翠製品が作られていたが、6世紀以降、糸魚川ではなく、奈良県で翡翠製品が作られるようになったのです。

5世紀後半、ヤマト王権が日本列島を支配しようとする時代。

日本中の珍しい石「翡翠、水晶、瑪瑙、琥珀」などは、奈良(ヤマト王権の中枢)に集め、集約的に勾玉造りをするようになったのです。

翡翠の勾玉作りは、糸魚川から奈良に移り作られ続けたのです。

ヤマト王権が日本を支配するために、必要だと重宝したのが「糸魚川翡翠の勾玉・鏡・剣」三種の神器です。

「翡翠の勾玉は生命の象徴」「鏡は太陽」「剣は武力」

三つを掌握すれば、列島を治めることができる考えていたのです。

その大事な糸魚川翡翠の勾玉を、越後の遠い場で造られていては困るため、ヤマト王権の中枢で管理して作らせたそうです。

そんな神秘の魅力いっぱいの糸魚川翡翠の勾玉。

日本人が糸魚川翡翠の勾玉を好み、人気があるのも、日本人として引き寄せるチカラがあるからなのでしょう。

糸魚川翡翠の歴史

縄文時代から、弥生時代、古墳時代、の歴史を誇る糸魚川翡翠。

日本独自の翡翠文化が誕生します。

高貴な宝飾、神秘のエネルギーが宿る術の際に使うため、珍重されてきました。

更には、糸魚川翡翠は東アジアの権力者まで、心を引きつけて夢中にさせていったのです。

縄文時代

前期

縄文時代、前期後半に使用がはじまり、大形の玉大珠(大きい勾玉)が多く見られた。

中期

硬玉大珠や玉斧など大形の翡翠製品が多くなる。

後晩期

後晩期に至ると個数の多い粗形の勾玉、丸玉、管玉などの小形製品になって多用されている。

弥生時代

美しい形で質のよい翡翠の勾玉が多く、丸玉、棗玉(なつめだま)も数は少ないが見かけられる。

弥生時代、後期の翡翠の勾玉は、特に小ぶりのものが多くなる。

古墳時代

古墳前期の典型的な勾玉が完成します。

前期は特に変化がなく翡翠製品が多いが、中・後期になると、メノウ、ジャスパー(碧玉)製などが増えてくる。

三国時代 (中国)

『魏志倭人伝』に、邪馬台国の卑弥呼が魏に青大句珠(糸魚川翡翠の勾玉)2枚を貢ぎ物として献上した。

中国では翡翠を玉としていたが、糸魚川翡翠は川や海で採れる事を知り、珠という字を用いることになった。

朝鮮半島にも伝播

「南朝鮮の金冠塚」糸魚川翡翠は古墳時代には朝鮮半島にも伝播し、新羅などの王冠に飾られています。

朝鮮半島内にヒスイの産地は無く、勾玉は糸魚川翡翠とされています。

※「南朝鮮の金冠塚」約70個のヒスイ勾玉をつけた黄金製の冠

魅了され、惹きつけられる…本当に美しい翡翠です。世界で一番美しい翡翠を使っていると言っても過言ではないかもしれません。

糸魚川翡翠の鉱物学

古来、ヒスイは玉(ぎょく)と呼ばれ、日本で翡翠といえば、本翡翠/硬玉(ジェダイト:Jedeite)のことをいいます。

一般的に翡翠と呼ばれているものはジェード(jade)といい、ジェードといっても「硬玉(ジェダイト)・軟玉(ネフライト)」2つの種類に分けられます。

この2つの種類は、鉱物学的には全く違うものです。

ジェード2種類の鉱物的違い

  • 硬玉(ジェダイト:Jedeite)翡翠輝石。硬度は6.5~7。
  • 軟玉(ネフライト:Nephrite)角閃石。硬度は5.5~6。

糸魚川翡翠は硬玉に該当します。

硬玉(糸魚川翡翠)と軟玉(ネフライト)共に、緑色が特徴で大変よく似ています。

しかし、硬玉(糸魚川翡翠)色彩は統一がないのものが多く、軟玉(ネフライト)の方は、色が平均的です。

また、硬玉(ジェダイト)は希少性があり、軟玉(ネフライト)は比較的、入手が簡単であります。

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